CASE STUDY

生命地域形成のシナリオ構築

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最上町航空写真切抜

最上町におけるエネルギー需要と自然エネルギー資源量

三浦秀一|Miura Shuichi

三浦秀一|Miura Shuichi
兵庫県出身。早稲田大学大学院博士課程修了、工学博士。建築と地域を主眼とした自然エネルギーの活用や省エネ、地球温暖化対策の技術評価や政策に関する研究を行う。著書に「コミュニティ・エネルギー(農文協、2013年)」、「木質資源活用 森林の恵みを活かす ~木質バイオマスで中山間地を元気にする~(農文協、2013年)」、「未来の住宅 カーボンニュートラルハウスの教科書(バジリコ、2009年」など。

地域に根ざした脱温暖化・環境共生社会

  • 三浦秀一 | Miura Shuichi
    建築・環境デザイン学科教授
研究内容:
生命地域形成のシナリオ構築
研究期間:
委託元:
独立行政法人 科学技術振興機構

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エネルギー自立集落を核としたバイオリージョン形成シナリオの構築

バイオマス(木材などの生物資源)利用に取り組み始めている山形県最上町でバイオリージョン(生命地域)を形成するためのシナリオ構築を行いました。最上町全体にわたる定量的なシナリオの作成と、地域における具体的な集落をモデルとしたシナリオを作成しました。研究内容として、データを元にした森林推移のシミュレーション調査や住民とともに住宅地図を見ながら、山仕事のこと、農業、生き物、食べ物のことなど、特徴的なことを地図に書き込む資源調査ワークショップを行いました。 また、バイオリージョンを形成するだけではなく、それらが地域の幅広い振興に通じることが望ましいという考えに基づき、2泊3日で最上町のバイオマスに関連する体験や見学をベースに樹木の伐採、薪割り、薪ストーブ、焚火などを体験メニューとしたモニタリングツアーを実施し、地区や集落の自然環境や歴史、生活様式を活かしたエネルギー自立集落を住民主体で構想し、環境資源を活かした観光や産業を創り出すバイオリージョンを形成していくことが可能であることを明らかにした。 情報発信のツールとしてHPの開設とあわせて紙媒体によるチラシも作成も行いました。