共創デザイン室Blog

共創デザイン室の最新情報をお届けします

『山形のデザイン』展・第2弾

山形県から巡回展のご案内がありましたので、お知らせいたします。

りんくあいらんど情報チラシ

 山形県の“ものづくり”の魅力を県民の皆様に知っていただこうと、「デザイン」に優れた県産製品を展示・販売する『山形のデザイン』が県内各地を巡回します。  イベントを会場に展示・販売ブースとして出展します。コンパクトな出展ですが、選りすぐりの逸品が紹介されますので、ぜひ足をお運びください。

第2弾 in『りんくあいらんどinシマカラ』(山形市) 

日時:10/12(土)~10/14(月) 10:00~16:00

会場:TUY次世代住宅展示場 シマカラ (山形市嶋北4-6-11)

    地図 http://shimakara-linkisland.info/

出展者

  ・adagio(山形市) ニット http://adagio.ciao.jp/Works  

  ・kanbeガラス工房(大石田町) ガラス http://kanbeglass.exblog.jp/

  ・エヌ・ワークス(東根市) 木工 http://hobostyle.web.fc2.com/

  ・佐野正裕(鶴岡市) 木工 

  ・サンドブラスト工房遥空~SORA~(山形市) ガラス http://www.kobo-sora.com/

  ・青龍窯(山形市) 陶器 http://www.iimononet.yamagata.jp/sh/seiryu/

  ・atelier hibiki(山形市) 陶器 http://hibiki.hotcom-web.com/wordpress/  

  ・豊田工業(鮭川村) スリッパ http://www.toyoda-kogyo.jp/

  ・富士紙器(山形市) ダンボール http://fujishiki.com/  

  ・穂積繊維工業(中山町) 絨毯・マット http://hozumi-rug.com/

当日は、さまざまな催しがあります。イベント全体の詳しい情報は公式サイトをご覧ください。 http://shimakara-linkisland.info/

この後も 第4弾まで企画が進行中。詳細が決まり次第お知らせします。

問合せ:㈱エーディーバンク〈山形県委託事業〉      TEL 023-666-8039

【リスト(株) × 芸工大】産学連携プロジェクト

昨年度、リスト株式会社と本学の建築・環境デザイン学科およびプロダクトデザイン学科は、『こどもの夢を育む街』をテーマに産学連携プロジェクトを行いました。そのプロジェクトの成果をウェブサイトにてご覧いただけます。

■リスト×東北芸術工科大学
 産学連携プロジェクト『こどもの夢を育む街』
 
http://www.list.co.jp/sangakuren/index.html
きっかけは、リストさんがグッドデザインEXPOに出展していた芸工大生の作品を見たことに始まります。学生のモノづくりに対する想いや考え方に共感したリストさんが、そのころ構想していた新プロジェクトを産学連携で行うことを思いつき、芸工大に話を持ちかけてくださいました。 本プロジェクトは、子どもを起点とした家族、街、地域の“つながり”を中心に据えた暮らし方の総合提案として「こどもの夢をはぐくむ街」をテーマにしています。建築・環境デザイン学科がモデルハウスの基本設計やランドスケープデザインのコンサルティング等を、プロダクトデザイン学科が家の中の機能として装備するプロダクトの開発を行なっています。

詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

悠創の丘WS『七夕飾りをつくろう』

6月30日、今年度も悠創の丘でワークショップが開催されました。第1回目は、来週の七夕に向けて、悠創の丘の竹を使った七夕飾りづくりです。 今年は去年の定員の倍の50名を募集したところ、親御さんも含め、会場にあふれる程の参加者の方が集まりました。
学生たちは、はじめこそあまりの混雑ぶりに対応が追いつかず困惑していましたが、少し落ち着くとしっかりと参加者の方々と向き合って説明や指導を行っていました。
悠創の丘にはたくさんの竹林があり、毎年何百本もの竹が伐採されます。しかし、これまで伐採された竹は竹炭作りと竹チップ肥料としての活用しかなかったため、竹の新たな活用方法でもっと竹に親しんでもらいたいということから、今回、七夕に合わせた竹の物づくりが企画されました。

会場にはブースがいくつか用意され、ミニ七夕飾りから、竹の水鉄砲、でんでん太鼓まで、さまざまなバリエーションを楽しめるようになっていました。やはり、男の子には竹鉄砲の人気が高かったようです。女の子は装飾にこだわりを見せていました。
竹鉄砲ができたら実際に外で水をいれて撃ってみます。が、なかなか上手くいきません。
試行錯誤しているうち、竹鉄砲のピストン部分で壁に絵が描けることを発見し、遊び始める子がいました。水しぶきの感じが気に入ったようです。こんなふうに考え方を絞らず、遊び方を広げていくことができるのも、手作りだからこそかもしれません。

すこだまつながる さくらんぼ祭り

先週の6月22・23日(土日)に「日本一さくらんぼ祭り」が開催されました。

昨年度、美術科総合美術コースが「さくらんぼ神輿」を制作して盛り上がりましたが、今年度はさらに、企画構想学科、グラフィックデザイン学科、プロダクトデザイン学科、総合美術コースが参画し、祭り全体のコンセプトの企画立案からロゴデザイン、イベント運営まで、より中核的な部分で連携協力を行ないました。


それでは、お祭りの様子を順を追ってご紹介します。

「ごみゼロ君」来学!

今日、5月30日は『ご(5)み(3)ゼロ(0)』の日です。

本日、こども芸術大学において、山形県が推進している「ごみゼロやまがた県民運動」と協同し、2013年度初の「ごみゼロやまがた県民運動」キックオフイベントを開催しました。 前半は、動物村の動物たちとごみゼロやまがた県民運動のキャラクター「ごみゼロくん」による、「ものを大切に使うこと」「ごみを減らすこと」の重要性を伝える演劇を行ないました。 みんな真剣に見入っています。
後半は、美術科総合美術コースの学生による、「ごみ」を活用したワークショップ「何が見えたかな?」を実施しました。 その様子が本日、ニュース番組で紹介されます。
ぜひご覧ください。

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2013年5月30日(木)18:15〜 本日放送

放送局:TUY(テレビユー山形)
番組名:Nスタやまがた

※地域ニュースコーナーにて
※都合により放送日時が変更になることがあります。
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ゴミになっていた発泡スチロールの破片からイメージを膨らませてマジックなどで描画して、出来上がったものを屋台に飾りつけします。学生たちとおしゃべりしながら、いくつも作品を完成させていました。

さがえほん『だいごろうと六地蔵』発行

昨年度からの制作の様子は下記よりご覧ください。
http://blog.tuad.ac.jp/_kyoso2/index.php?ID=143

すでに寒河江市内では5月の頭から配布が始まっており、反響も大きいそうです。


今回、絵本の製本化に至ったクラミツさんは、絵本制作を終えて、「デザインを通してもっと地域と関わりたい」という想いが芽生えたそうです。イラストレーションに限らず、さまざまなデザインの可能性を地元で展開していきたいと話してくれました。 ご紹介が遅くなりましたが、昨年度、寒河江市商工会青年部の方々と一緒に作り上げた「さがえほん」の第2弾『だいごろうと六地蔵』がついに発行されました。

悠創の丘ws5「春色たまごをつくろう!」

3月24日(日)に「悠創の丘 連続ワークショップ」、第5回目『うまれる!春色たまごをつくろう!』が開催されました。

今回の講師は学生です。
いつもどおり講師・学生スタッフの自己紹介から始まりました。 毎企画そうですが、この「悠創の丘ワークショップ」では、ワークショップが始まるまでの待ち時間の風景がとても良いです。
早く会場に来た子たちに対して、その日に使う材料でクイズを出したり、学校生活の話で盛り上がったり、学生と子どもたちのコミュニケーションが自然と始まっています。
そのため、自己紹介の時には、もう、少し打ち解けた空気が出来上がっています。 企画内容を説明中。
子どもたちの目の高さで丁寧に行ないます。 早速作業にとりかかります。 この“たまご”を大量に作ったら、また違う作品や企画にも発展できそうです。

好きな色の糸を選んで、風船にぐるぐると巻きつけていきます。
始めは1本1本、慎重に巻きつけていましたが、だんだんと自分たちで効率の良い方法を編み出していきました。 糸を巻くという簡単な作業ですが、
輪になって行うことで会話が生まれやすく、終始賑やかな会場となりました。

糸が乾いたら風船を割ります。
風船の地色がなくなると、また印象が変わるので、糸を巻いている時は最後まで完成像が見えないワクワク感もあります。 最後に小さなランプを付けると、卵のランプシェードが出来上がりました。 これで24年度の「悠創の丘連続ワークショップ」はすべて終了しました。
そして、今年度も新たな悠創の丘ワークショップ企画が動き出しています。さらに悠創の丘の自然を活かした、想像力と創造力を発揮する企画になりそうです。

参加者募集の際には、やまがたスポーツパークHP、芸工大HP、共創デザイン室ブログ等より広報いたします。楽しみにお待ちください!

悠創の丘ws4「ソリをつくろう!」

2月11日(月)に『悠創の丘 連続ワークショップ』第4回目「ソリをつくろう!」が開催されました。
「ソリをつくろう」は去年も開催されて、とても人気のあったワークショップです。今年も定員以上の参加希望者の方がいらっしゃいました。

ソリの素材となるのは、カラフルなプラスチックダンボールです。長方形のダンボールに切り込みを入れて、先端を尖らせて滑りやすくなるよう組み立てていきます。 型が出来上がったら、ソリの補強を兼ねていろいろな色のビニールテープやシールで装飾をしていきます。 テープの貼り方ひとつでも、それぞれの個性が出てきます。
ソリ自体をロケットに例えたり、テープで猫を描いてしまう作品もありました。
また、色の組み合わせの面白さで、同じ赤色のテープでも、緑色のソリに貼るのと黄色のソリに貼るのでは違った印象を受けます。遊びながらもいろいろな気づきがあります。 鑑賞会をした後は前日に作っておいた特設ゲレンデで、実際に滑り心地を確かめます。 「足は出したほうが良いのか?体は倒したほうが良いのか?」滑り方にも工夫が必要です。だんだんと慣れてくると普通に滑るだけでなく、正座をしてみたり、立って滑ってみたり、あっという間にソリを乗りこなしていました。
自分で作ったソリで遊べる体験は、一段と楽しさも増したのではないでしょうか。

男の子たちはあっちこっちで面白そうな場所を見つけては、ゲレンデを開拓していました。
次回は、3月24日(日)「うまれる!春色たまごをつくろう!」です。
何が生まれるか想像しながら、春らしい可愛らしいモノ作りができそうです。



悠創の丘ws3「キャンドルをつくろう!」

第3回目「キャンドルを作ろう!」が1月19日に開催されました。 今回のキャンドル作りの特徴は、普通の蝋ではなく、蜜蝋を使用しているところです。
蜜蝋キャンドルは見た目にも濃厚なハチミツ色で、お湯で温めると粘土のように形を変形させることができます。

始めにどのようして蜜蝋が作られるのかをスライドで勉強し、学生スタッフの指導のもとキャンドル作りを行ないました。
私も参加させてもらったのですが、いざ形成しようとすると一般的なキャンドルの形のイメージからなかなか離れられません。一方、子どもたちは粘土遊びの延長のようにあっという間に自分の好きな形のキャンドルを作り上げてしまいました。 最後に、キャンドルに火を灯したところで講評会を行いました。
ひとつひとつ力作ぞろいで、きちんとストーリーがあります。
日中に灯したので、灯りを十分に見ることはできませんでしたが、夜に灯すと、キャンドル自体のオレンジ色に火の灯りが写って、さらに幻想的な色が生まれます。その様子は、各自家に持って帰って楽しんでもらうことになりました。 後半は出来上がったキャンドルを実際に灯してみるため、外で雪灯篭作りを行ないました。灯篭作りには、様々な道具を活用します。バケツやボウル、カップやコーン、積み木のように組み合わせると、面白い家のように見えてきます。雪灯篭がぽこぽこと自由なところに出現し、小さな街が出来上がりました。 日常的にキャンドルを使う機会はあまりないかもしれませんが、寒い今の時期だからこそ、なんでもない日にキャンドルの暖かい灯りで夜を過ごしてみるのも良いかもしれません。


次回は、2月11日(月)第4回目「ソリをつくろう!」が行われます。
今回のワークショップ唯一の体を動かす企画です。当日晴れることを祈ります。

映像学科で『有機EL紹介映像』制作

現在、次世代照明として高い注目を集めている『有機EL(エレクトロ・ルミネセンス)』。山形県は、その有機ELに関して世界でもトップレベルの研究開発が行われている先進県です。

そのことを広くPRし、特に若い世代に関心をもってもらえるような紹介映像を作りたい、という県からの依頼を受け、映像学科の学生たちの柔軟な発想やアイディアを活かした映像作品が出来上がりました。
映像はアニメ調で、博士が有機ELについてわかりやすく解説してくれます。有機ELを応用した近未来の暮らしの様子も見ることができる等、楽しく学ぶことができます。

この映像は、山形県のホームページで今月から公開しているほか、YouTubeからもご覧いただけます。映像は今後、有機EL製品の展示会等での上映、県内小学校の授業での活用などが予定されています。

動画は7分49秒です。ぜひ山形県内の最先端の取り組みをその目でご確認ください。
■山形県HP
http://www.pref.yamagata.jp/ou/shokokanko/110002/sennryakugijutu/yuukiELkontentsu.html

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