CASE STUDY

桐箱を応用したスマホスピーカー

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打合せの様子

 

伝統的な桐箱製作技術をスマホに応用

研究内容:
桐箱を応用したスマホスピーカー
研究期間:
2019年7月~2020年1月
委託元:
(有)よしだ 後援会会員
研究者:

 プリントする

創業90年の伝統的な桐箱を生産する有限会社よしだは、贈答用のさくらんぼなどの包材として桐箱を制作してきましたが、伝統的な技術を活かしつつ時代に即した様々な製品の製造に取り組もうと考え、3年前から山形市の伝統工芸職人と本学の学生との交流事業に参加しました。その成果品の一つとなるのがスマホスピーカー「KIRINONE」です。桐材は、昔から琴や琵琶などの楽器に使われており、音響効果が高い材質であることが知られています。その桐箱ならではの柔らかい音の響きが特徴の商品です。学生からアイデアを募り、新しくも実用性と需要があるアイデアとして採用され商品化に至りました。