CASE STUDY
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プリントする
3カ年に渡る継続事業とし実施した天童市の行政サービス向上のためのビジュアル戦略。初年度は市民との接点として運用する為のロゴマーク作成を実施。ロゴマークを起点に、名刺やステーショナリー、公民館のタイプグラフィ等も制作。継続事業の2年目は天童市庁舎の耐震工事に伴い、窓口業務カウンターのサイン計画を実施。全体の監修を行なう。ユニバーサルデザインに基づいた色彩計画を始め、定点サイン、誘導サインを導線計画に基づいて設置。3年目にはメインロゴの基調色をベースとした育児支援施設のロゴマークも制作。「人の行動を支援する為のグラフィックデザイン」では市民の美的水準を向上させる事を意識、これまで他市町村への視察を実施した成果を反映させた。建築環境学科の大学院生にオペレーションを依頼。建築家にとって、グラフィックデザイナーとの恊働は、今後増々アクティブになると思われる。設計のマスタープランにグラフィックデザイナーが関わるケースも増えている昨今、実践的なプロジェクト参画は、異分野交流という事も相まって、学生にとって高い教育効果があったと考える。