CASE STUDY

公共施設のグラフィックデザイン

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将棋のコマをモチーフとしてロゴマークの設計を実施。ロゴ部分は、将棋コマの角度を応用することで、マークとの整合性を図った

角度調整によって柔軟に使用できるロゴマークの提案を実施。下はそれぞれスポーツ事業、農業関係者が使用できるように設定

様々な施設で使用する封筒デザイン

職員証は、それぞれが自分の気に入ったタイプをチョイスできるしくみを導入。

市役所の壁面グラフィック

誘導のためのナビゲーションシステム

各種手続きカウンターのサイン

エレベーターサイン

育児支援施設「げんキッズ」

育児支援施設「げんキッズ」ロゴマーク

 

天童市情報発信力と行政サービスの向上のためのデザイン提案

研究内容:
公共施設のグラフィックデザイン
研究期間:
2012年7月〜2015年3月
委託元:
天童市
研究者:

 プリントする

3カ年に渡る継続事業とし実施した天童市の行政サービス向上のためのビジュアル戦略。初年度は市民との接点として運用する為のロゴマーク作成を実施。ロゴマークを起点に、名刺やステーショナリー、公民館のタイプグラフィ等も制作。継続事業の2年目は天童市庁舎の耐震工事に伴い、窓口業務カウンターのサイン計画を実施。全体の監修を行なう。ユニバーサルデザインに基づいた色彩計画を始め、定点サイン、誘導サインを導線計画に基づいて設置。3年目にはメインロゴの基調色をベースとした育児支援施設のロゴマークも制作。「人の行動を支援する為のグラフィックデザイン」では市民の美的水準を向上させる事を意識、これまで他市町村への視察を実施した成果を反映させた。建築環境学科の大学院生にオペレーションを依頼。建築家にとって、グラフィックデザイナーとの恊働は、今後増々アクティブになると思われる。設計のマスタープランにグラフィックデザイナーが関わるケースも増えている昨今、実践的なプロジェクト参画は、異分野交流という事も相まって、学生にとって高い教育効果があったと考える。