CASE STUDY

山形県スポーツ協会 殊勲賞・奨励賞 表彰盾 陶磁器レリーフ制作

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完成品
山形県の形が顔となり、紅花で体を表現、オレンジ色に、ムラのある緑色が配色されており、陶磁器の質感が表れている。

デザイン画
デザイン画から試作を重ね、釉薬の選定や焼き方を研究した。多くのサンプルから一番美しく仕上がった方法で本制作を行った。

 

表彰盾 陶磁器レリーフ制作

研究内容:
山形県スポーツ協会 殊勲賞・奨励賞 表彰盾 陶磁器レリーフ制作
研究期間:
2019年12月~2020年2月
委託元:
山形県スポーツ協会
研究者:
佐々木理一

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数十年間デザインの変更がなかった山形県スポーツ協会 殊勲賞・奨励賞の表彰盾を、2020年度に、新たな個性あるデザインにしたいとの要望を受け、美術科 工芸コース112名(全学年)の学生からデザインを公募し、選ばれたデザインを同コースの佐々木理一准教授監修のもと実制作をし、約100個の陶磁器レリーフを納品しました。

採用されたデザインは、山形県らしさを目指し、山形県の形をアスリートの顔に見立て、紅花の花びらで身体の躍動感とスポーツへの情熱を表現しました。色彩は、艶のあるオレンジ色に、風格を表すため、背景をあえてムラのある質感で落ち着いた緑色に着色し、同じものが二つとない価値ある表彰盾としました。

2021年度でも同じ表彰盾が贈られました。