CASE STUDY
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地元企業を含む多彩な地域資源を活用した観光商品を造りあげ、人的交流の拡大を目指す「観光による地域づくり促進事業」において、学生の自由な発想を活かしたアイデアと新たな付加価値を生み出す豊かな企画力が期待され、やまがた広域観光協議会からコミュニティデザイン学科西直人研究室(コミュニティデザイン学科有志学生6名)に委託されました。
当事業では山形県村山地域の温泉街などの観光施設だけでなく、地域産業の商品やものづくり現場を絡めた観光プランの企画がコンセプトとなっており、今回は上山にエリアに絞って企画を考案しました。
上山市観光物産協会、上山市の協力も得ながら、教員と学生で温泉施設、ワイナリーや工芸品、工業製品の工房を視察した後、各学生が観光プラン6案を提案しました。その提案の内容を、やまがた広域観光協議会、上山市観光物産協会、西直人准教授の三者で編集、審議し、2つの観光プランを完成させました。
若者の間でも注目されている「chill」を商品テーマとし、リラックスでき、落ち着いて楽しめることを意識した内容に仕上げました。4時間コースと5時間30分コースの2種類となり、上山の自然と、食、そして工芸品などの文化に触れられるツアーとなっています。完成後、行政や村山地域の観光業関係者が集まる「観光による地域づくり促進事業成果発表会」にて、教員と学生にて、商品の発表およびプレゼンテーションを行いました。
商品販売の特設webサイト(https://www.kaminoyama-chill.jp/index.html)も公開されており、こちらのサイトで申し込みを受け付けてします(2021年4月現在)