CASE STUDY
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山銀リース株式会社の法人顧客のリース利用を促進することを目的とした事業紹介パンフレットの制作を、文芸学科 野上勇人研究室(学生数:6名)が企画・編集で携わりました。
リース事業の仕組みをわかりやすく解説するため、マンガで表現することにし、制作にあたった学生たちは、実際に営業しているリース会社を訪問し、リースという金融手法を学びました。その体験から、ストーリー展開やキャラクターの設定等について議論を重ね、親しみやすいお笑い的要素も盛り込んだマンガに落とし込みました。
欄外にはリース利用のメリットを小解説スタイルで盛り込み、ビジネスツールでありながら、文芸的要素やマンガという文化的・芸術的要素を共存させています。
同ゼミでは本制作を演習授業の一環として取り組み、リースのご利用がない顧客への訴求を念頭に置いた議論・検討を行ないました。ストーリー展開からキャラクター、コマ割り、セリフ、絵柄等に至るまでさまざまな検討をした結果、ビジネスツールとしては目新しいマンガのパンフレットが実現しました。
実際に使用されるビジネスツールの制作は、産学連携による協同研究・開発ならびに大学教育におけるアクティブ・ラーニングの先行事例といえます。
・パンフレット概要
タイトル:「マンガで謎解き リースのメリット 戦略的リースの活用法」
体裁:A4サイズ・フルカラー・8ページ(表紙含む)
編集長:大友玲奈(野上ゼミ4年)
マンガ作画:エリザベス
デザイン:オオノデザイン
マンガ内容:さくらんぼ社の桜井は、ライバル会社のラ・フランス社の業績が急激に伸びているのを不思議に思い、その秘密を探偵に探らせる。依頼を受けた女探偵は、助手とともにラ・フランス社に潜入して調べる。すると、リースの利用が業績アップの秘密であることが判明していく……。