CASE STUDY
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「山形県らしいインテリア空間を作って欲しい、そしてその行為に関わる人も、イメージや素材も地元にこだわりたい。」現状の献血ルームが手狭になり、新たな移転先の計画にあたり、その地域にとけ込んで活動を続ける、山形県赤十字血液センタースタッフの方々のリクエストでした。それは移転にあたり多くの事例を見学し、確認して来て出した結論でもありました。使用する素材や家具製品も地元の材料や技術を用いるという、山形県という地にこだわった空間となりました。提案の作成に際しては、学生たちも参加しています。新しい献血ルームは、スタッフの方々や、ルームにいらっしゃる方々からも、「親しみのある落ち着く空間」という感想を頂いています。
献血ルームにはその時に学生たちの制作した模型が、今でも飾られています。また、参加を呼びかけ集まってくれた学生たちと献血ルームの空間を定期的にコーディネイトをし、季節ごとの空間をしつらえています。この活動も好評です。SAKURAMBOというロゴも、学生のアイディアによるものです。