CASE STUDY
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昭和26年に竣工された、市有形文化財でもある公民館を美術館として再生させるプロジェクト。地元塩竃にゆかりのある洋画家、故・杉村惇氏の作品を常設展示し、その他に市民ギャラリー、大講堂の活用(ワークショップ、音楽イベント)など、市民に幅広く活用してもらうことを念頭に、(株)鈴木弘人設計事務所と共同してリノベーション設計を行いました。木片編版構造、塩竃石の使用など、他には見られないこの建物の特徴を活かし、歴史を感じさせながらも新しい市民活動の場として活用されるよう設計を進めました。1階は公民館の機能を残しつつ施設のバリアフリー化を計り、2階は美術館として生まれ変わりました。また、改修にあたり、館内のサイン計画、照明計画も刷新しています。歴史ある建物の特徴を活かしつつ、これからも市民に愛される美術館を目指してデザインを行いました。