CASE STUDY
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プリントする
山形県からの委託を受け、美術科洋画・日本画・総合美術の3コースから16名の学生が集まりチームを結成。制作に先立ち、基本的なコンセプトについて話し合いを重ね、山形の文化や風土を掘り起こしていく作業を行った。さくらんぼと御輿の関係や、山形の文化、風土を具体的に形にする作業は簡単なものではなく、学生たちも試行錯誤を繰り返しながら、最終的にはシンプルなさくらんぼの形態を本体として、その中央上部にマスコット人形を設置したデザインにまとまった。パレードで目立つ蛍光ピンクをメインカラーとし、軽く担ぎやすい御輿にするために、素材には発泡スチロールを使用した。
また、衣装やパレードの構成も、学生たちが自主的に考え仕上げた。これらの企画力と行動力が実を結び、個性的で創造性豊かな連帯感のあるパレードが実現した。