CASE STUDY

地酒のブランディング

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天弓(発売当初の4種類)

完成披露記者会見

後に発売された1種類を加えて

 

酒質の異なるの地酒を一つのブランドに

研究内容:
地酒のブランディング
研究期間:
2015年6月~2015年12月
委託元:
東の麓酒造有限会社 後援会会員
研究者:
ボブ田中(企画構想学科教授)、中山ダイスケ(学長 グラフィックデザイン学科教授)

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東の麓酒造有限会社から依頼を受け、新ブランド『天弓(てんきゅう)』の共同開発を行いました。担当したのは企画構想学科のボブ田中教授と同学科学生10名、及びグラフィックデザイン学科の中山ダイスケ教授と同学科学生6名によるプロジェクトチームです。コンセプトから、ネーミング、ブランド展開ストーリー、そしてラベルデザインまでトータルプロデュースしました。
商品名の「天弓」とは、雨が降った後の晴れた空に見られる 「虹」のことを意味しています。天気の 「晴れ」は、「ハレ」として節目を指す言葉としても用いられ、儀礼などの「特別な日」を指します。これに対し、「ケ」は「普段の日」を表すとされています。「天弓」は、そんな「ハレ」の日にも 「ケ」の日にも、感謝の気持ちを届けてくれる日本酒として開発されました。ラベルは虹をベースとしながら、「ハレ」と「ケ」の日々をそれぞれ表すデザインとなっています。
本プロジェクトは、 多くの人が日々の生活に感謝しながら日本酒を飲み、感謝の気持ちを込めて日本酒を贈るという、新しい日本酒の楽しみ方を提案しています。2021年には「翠雨(すいう)」と「暁天(ぎょうてん)」を加えた6 種類を販売しています。