山形ブランド『aGarey』、パリの「メゾン・エ・オブジェ」に出展!
2013.12.05
共創デザイン室では、2013年2月よりプロダクトデザイナー島村卓実氏を客員研究員に招き、県内の製造業6社と“食と生活”に関わる新製品開発プロジェクトを進めています。 本プロジェクトの目的は、デザインがビジネスに実益をもたらすものであることを社会に広くアピールすること、またプロジェクトでのノウハウを産学連携をはじめとした今後の教育・研究活動に活かしていくことです。
同プロジェクトチームで立ち上げた地域ブランド“aGarey”は、今年6月の「IFFT Interior Lifestyle TOKYO」や10月の「Love Local Industry展」での試作品展示、卸業者による11月の内見会等への参加を経て、来年1月にフランスで開催される国際見本市「MAISON&OBJET」(メゾン・エ・オブジェ)に出展することとなりました。今回の海外出展で山形の製品を世界に発信し、国内外の販路拡大に結びつけていく予定です。
■メゾン・エ・オブジェの概要
会期:2014年1月24日(金)~28日(火)9:30~19:00(最終日は18:00まで)
会場:パリ・ノール・ヴィルパント見本市会場(Paris Nord Villepinte)
住所:Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte 93420 Villepinte France
HP:http://www.maison-objet.com
◎メゾン・エ・オブジェとは・・・ SAFI(サフィ) が主催しフランス・パリで開催される世界最高峰のインテリア&デザイン関連見本市で、インテリア全般、ギフト、雑貨、テーブルウェア、テキスタイル、 家具など、約3,000ブランド(うち45%はフランス外の企業・団体)から出展がある。展示平米数は130,000㎡以上で、来場者は約85,000人。
・aGareyの展示ブース ・・・HALL8『now! design à vivre』(now!生活空間を彩るデザイン) (デザインやイノベーションによる生活空間を彩るオブジェや家具の提案。)
・aGarey出展物内容・・・aGareyレースアミ ライトシェード ・aGareyレースアミ テーブルマット ・aGarey雪結晶のパスタ ・aGareyい草のパスタ ・aGarey圧搾米ぬかオイル ・aGareyききさけセット ・aGareyイグサマット ・aGareyイグサカップ ・aGareyダンボールバック 等
◎aGareyとは ・・・アガレイとは、山形の食べる、飲む、住まう、をテーマに生まれた異業種連携ブランドです。食の豊かさが全国的に広がりつつある山形には、他の分野でも多くの産業が存在しています。それらを一つのテーブルに乗せて”山形”で包み、ブランド化し、地域企業に継続的な成功をもたらす事を最終目的としています。山形ならではのお米やそば、お酒といった食のデザイン。食を中心にした、テーブル周りのライフスタイルに不可欠なプロダクト製品。山形を語り、食のおいしさ、モノの楽しさ、知識のつまった風習を、地元だけでなく世界に向けて紹介していきます。
「aGarey」HP: http://www.agarey.jp
参加企業・・・株式会社高橋型精(山形市)、有限会社富士紙器(山形市)、有限会社玉谷製麺所(西川町)、米鶴酒造株式会社(高畠町)、畳屋道場株式会社(寒河江市)、三和油脂株式会社(天童市)



共創デザイン室は、昨年2月より『ヤマガタデザインプロジェクト』を立ち上げ、国内外で活躍するプロダクトデザイナーの島村卓実氏を客員研究員に招き、山形県内でエネルギーのある製造業6社1個人と“食と生活”に関わる新製品開発プロジェクト進めてきました。
異業種が集まって一つのブランドを作っていること、また食を持ち込んでいるのはこのブースしかなかったため、多くの来場者の方々の関心をひいていました。
【過去記事】
さる2月16日(木)、セミナー『共創のテーブル』vol.2〜ポテンシャルをひきだすデザイン〜 にて行われました、三浦秀一准教授による「エコハウスと東北の産業、エネルギーについて」のレクチャーの内容を、当日使用されたパワーポイントをもとにまとめました。
セミナー1「エコリノベーション・ワークショップ」のひとコマ
芸工大近くにある「山形エコハウス」には、企業、金融、行政、一般・学生など40名を超える方々が早朝9時より集まり、熱気あふれる討論が展開されました。
【レクチャー】
奥山氏のレクチャーは、これまで国内外で関わってきた多彩なプロジェクトの紹介からスタート。
以下、各テーブルから発表された内容です。
テーブル2
テーブル3
テーブル4
テーブル6
テーブル7
テーブル8
各テーブルのディスカッションには奥山氏や上原室長も参加し、参加者との意見交換やアドバイス、情報提供などをしていました。
・レクチャー
三浦准教授から住宅のエネルギー使用に対する震災後の課題をヨーロッパのエネルギー事業を踏まえながらレクチャー。
●テーブル1
●テーブル2
●テーブル3
●テーブル4
●テーブル5
●テーブル6
●テーブル7
●テーブル8
●テーブル2 「山形ノート」
●テーブル1 「東北福興〜戦いを略す(戦略)〜」
●テーブル3 「自分達の街のアイデンティティーのマークをつくる」
●テーブル4 「農とデザインの商談会を開く」
●テーブル5 「山形への憧れ」
●テーブル6 「TAKE ACTION!!」
●テーブル7 「人口が少ない」
●テーブル8 「Happy山形」
まずは会場となった「やまがた藝術学舎」の正門からです。
開始10分前にはぞくぞくと参加者の皆さんが来場されました。
参加者のみなさんが席に着いたところで、いよいよセミナーの始まりです。
まずは東北芸術工科大学 共創デザイン室の上原勲室長(専門はプロダクトデザイン)からごあいさつ。
続いてファシリテーターによるレクチャーがスタート。
レクチャーの後はしばし休憩です。
休憩時間後はQ&Aコーナーです。
続きましてグループに分かれてのテーブルディスカッションです。
ファシリテーターもテーブルを巡回して意見交換に参加。
各テーブルのセッション結果を全体で共有です。
発表を行って第一回目の「共創のテーブル」は終了。


