共創デザイン室Blog

共創デザイン室の最新情報をお届けします

松島・円通院紅葉ライトアッププロジェクト終了

本学が連携・サポートして開催された松島・円通院の紅葉ライトアップは
11月23日をもって終了しました。
このたび来場者数が確定したとのことで、ご紹介いたします。

会期:10月29日〜11月23日(26日間)
総入場者数:33,600人(1日あたり1,292人)

関係者のお話では、昨年度の入場者数は30日間の会期で46,000人余り。今年は当初、震災の影響が懸念されていましたが、初日から1,000人を上回る来場者を迎えることができたことのこと。
紅葉の進み方が例年よりも遅かったため、会期後半でも紅葉を楽しむことができたことから、まずまずの成果だったのではないかとのことです。



松島円通院 紅葉ライトアップ2011へ行ってきました

以前ご紹介いたしました、宮城県松島町にある円通院の紅葉ライトアップへ行ってきました。
夕方早目に大学を出発し、18時過ぎに現地へ到着。道中、山形・宮城県境の笹谷峠では路肩にうっすらと雪が積もっていて、ハンドルを握る手にも緊張感が。
ライトアップのイベントに大学がタイアップを始めたのが今年で2回目。昨年も拝観してきましたが、あっという間に一年が過ぎた感じがします。

スノーピーク本社訪問記

先週、11月18日〜19日の2日間で、2009年にプロダクトデザイン学科が「産学共創プロジェクト」でお世話になったスノーピークさんの本社新社屋(2011/4月完成)を見学・情報交換会を行ってきました。
工場と本社機能そして直営店のある新社屋は敷地面積は5万坪。
直線的な建物で一面ガラス張りです。ガラスに景色が反射して自然に溶け込むようになっているそうです。
この建物は2011年度のグッドデザイン賞を受賞されています。 クリエイティブルーム・工場とアフターサービスの見学をさせていただきました。クリエイディブルームの天井が高く、開放的な空間でした。所々にさり気なく世界の名作チェアが置いてあります。 産学共創プロジェクトでお世話になった開発者の方からは、スノーピークの歴史や製品についてレクチャーを受けました。
見学の後は本社に隣接する広大な敷地でのキャンプを体験。キャンプ用具のレンタルも行っており、手ぶらでキャンプすることができます。

山形県インターネット放送局「やまがた Channel 」完成試写会

デザイン工学部映像学科では、山形県との官学連携プロジェクトとして、山形県インターネット放送局「やまがたChannel」で配信する映像制作に取り組んでいます。

映画監督の前田哲准教授をはじめとする教授陣が指導を行い、2年生62名が「メディア基礎演習」という授業の中で、若者ならではの視点で山形の魅力を広く発信する映像制作に取り組むプロジェクトも今年が2年目。このたび6作品が完成し、報道陣に公開されました。
山形の特産物をアピールする作品や山形県民のこだわりをユーモラスに描いた作品、ファンタジーの世界に誘う作品、アニメーションを使用した作品など、山形らしさを多様な感性で解釈し、若者に山形の魅力を伝えられる魅力的な映像作品となっています。

各作品のタイトルは次のとおりです。
1 「幻想都市ヤマガタ」
2 「壮絶!芋煮プロレス」
3 「俺のシロップは山形産」
4 「SHOJI FIGHT」
5 「桜んboys」
6 「ワンちゃんの全国天気予報」
7 (制作中) 上映された作品に対しては、根岸吉太郎学長をはじめとする映像学科の教授陣がコメントを添えて、制作の労をねぎらいます。 それぞれの作品を上映する前には、各グループの代表がコンセプトや制作での苦労話などを披露。 来場された地元テレビ局や新聞社の方々には、前田准教授や山形県の担当者が対応。 完成試写会は、本日より本格的な稼働となったデザイン工学部実習棟「映像学科映写室」の「こけら落とし」も兼ねてのイベントとなりました。
座席には、山形市民に惜しまれつつ閉館した「シネマ旭」様から無償提供して頂いた座席を利用しており、新しい部屋の名前は、学生の公募により「サクラダシネマ」となりました。
実際の映像は近日インターネットで公開される予定です。
どうぞお楽しみに。

本日(11/15)まで投票開催中!!

9月のブログでご紹介いたしました、仙台の住宅メーカー・デザインホームさんと本学の建築・環境デザイン学科が、仙台市内の中古マンションのリノベーション開発プロジェクト「Sendai Renovation Style」を進めてきました。

松島円通院 紅葉ライトアップ2011

松島の瑞巌寺に隣接する臨済宗妙心寺派「円通院」では、今年で7年目を迎える「松島紅葉ライトアップ」で夜の空間を光で演出します。
会場となる円通院では、昨年に引き続き、デザイン工学部プロダクトデザイン学科西澤高男准教授及び非常勤講師酒井聡氏の協力により、庭園(禅林瞑想の庭)の杉林に白熱電球を散在させ、フィラメントの明減による幻想的な世界を展開します。
今年は、昨年よりも電球の数を倍に増やし、コンピュータ制御による音楽や環境音に連動して幻想的に変化する光の波の表現がより鮮明に現れる様に改良を加えています。また時間帯により、ギターやピアノによる生演奏が行なわれ、音楽に合わせて光が変容し幻想的空間が広がります。
津波の大きな被害を奇跡的に逃れた松島の地で、「希望、灯す」をテーマに復興への祈りを込めて実施されます。
是非、足をお運びください。

◎「松島紅葉ライトアップ」概要
日時:2011年10月29日(土)〜11月23日(水)17:30〜21:00
会場:円通院 庭園(宮城県松島町松島字町内67)
※期間中は円通院庭園の他、瑞巌寺洞窟群、比翼塚・三聖堂、天麟院、観瀾亭の大ケヤキや紅葉もライトアップされます。
料金:拝観料500円(円通院)
主催:とっておき松島実行委員会
協力:東北芸術工科大学 大学院仙台スクール、共創デザイン室

◎本件についてのお問合せ
松島観光協会 TEL:022-354-2618

花火文化振興プロジェクト

現在、デザイン工学部企画構想学科では、山形県内で現在唯一花火の製造を行っている安藤煙火店さんと連携し、花火文化振興プロジェクトに取り組んでいます。
このプロジェクトを担当するのは、田中範男教授(共創デザイン室主幹研究員)とそのゼミ生たち。10月26日に学生が安藤煙火店さんへの第1回目のプレゼンテーションを行いました。
まだ詳しくはご紹介できませんが、全国の事例をリサーチした上での、地域を花火で盛り上げるためのさまざまなアイデアが学生たちから提案されました。
企画構想学科は開設してまだ3年目の若い学科ですが、学生たちのプレゼンも手馴れていて、事前に相当の準備をしてきたものだと感じました。資料も50ページ近くの大作で、田中教授が作成したものかと思いきや、学生が徹夜をして作成したものだと聞いてそのクオリティにも感心。
今回は、クライアントの安藤煙火店さんからプレゼンテーションに対するご意見をいただき、次回までにレベルアップさせた企画を提案することに。
今後どんな展開をしていくのか、とても楽しみです。

「絵巻でみる未来の山形のくらし」展

毎日の暮らしやものづくり、社会のあり方などをエコなものに変えていくことは、豊かで美しい環境の創造や地域の活力へとつながり、明るい未来が見えてきます。
このような持続可能(サステナブル)な山形の将来像を描いた「サステナブル・ライフスタイル絵巻」を平成22年度に山形県が制作し、本学が制作協力させていただきました。
今回は産学連携事例の成果発表の一環で絵巻をパネルにして、人と環境にやさしい未来の山形の暮らしをみなさまにご覧いただこうとパネル展を企画いたしました。

会期:2011年10月22日(土)〜12月1日(木)
時間:10:00〜20:00
会場:やまぎんコミュニティープラザ (山交ビル1階)
入場無料

●原作監修:山本良一(東京大学名誉教授)
●原作者:益田文和(第2回サステナブルデザイン国際会議実行委員長)
●発行:山形県
●アートディレクション:坂東慶一(東北芸術工科大学准教授)
●イラストレーション:山口幸恵

今回展示するパネルは、去る2月25日に絵巻のお披露目会「人と環境にやさしい山形のくらしを考えるシンポジウム」のために制作したものです。
絵巻は下記のサイトでもご覧になれます。

http://www.pref.yamagata.jp
http://www.tuad.ac.jp/idp/ (近日公開予定)

主催・問い合わせ先:東北芸術工科大学 共創デザイン室(Tel.:023−674−8650)
協力:山形県、山形銀行

若者が発信する山形情報サイト「Yamagata 5◯(ごえん)」公開

このたび、山形県と東北芸術工科大学が連携し、若者視点で山形の魅力を発信していく情報サイト「Yamagata 5○(ごえん)」を立ち上げました。
URL:http://yamagata-goen.net/

山形県では、県外の若者に山形の良さを知ってもらい移住交流推進を図るため、若者から見た山形の魅力を紹介するホームページを企画。デザイン工学部企画構想学科の松村茂ゼミがサイト構築やコンテンツの取材・編集などの管理運営を担当しています。

山形にゆかりのある著名な方々を学生が取材した記事や子育て情報、観光・ショッピングスポット、温泉情報などを掲載。 Twitter や Facebook なども活用し、今後も随時情報を追加・更新していきます。

8月に共創デザイン室で開催したセミナー「共創のテーブル」にファシリテーターとしておいでいただいた工業デザイナーの奥山清行さんへのインタビュー記事も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

芸工祭 フィナーレは打ち上げ花火

9月24日(土)から25日(日)にかけて、東北芸術工科大学では大学祭「芸工祭」が開催され、最終日のフィナーレでは久しぶりに花火の打ち上げが行われました。

花火の打上げは10年以上前に一度行われて以来、今回が2度目。※
打ち上げは酒田の安藤煙火店さん、山形県内では現在、唯一の花火製造元とのことです。

山形大花火大会が馬見ヶ崎川から須川に移動して久しくなりますが、このような地元密着型の花火が滝山地区で今後も続いて行われるのもいいなと感じさせるイベントでした。

※ 花火の打上げは、97年と98年に続いての3回目とのこと、OBの方よりご指摘がありましたので、お詫びして訂正いたします。
(花)

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