共創デザイン室Blog

共創デザイン室の最新情報をお届けします

セミナー「共創のテーブル」をヒントに新しいおみやげを開発

共創デザイン室で開催している産学連携セミナー「共創のテーブル」受講生で、現在朝日町情報交流推進員として活躍されている佐藤恒平さんが、このたび世界で唯一空気を祀る神社でお馴染みの「空気神社」をモチーフにした新しいおみやげを開発されましたのでご紹介します。

このたび開発されたのは、5メートル四方のステンレス板でつくられている空気神社を144分の1に縮小したミニチュアの「お守り」と、気泡緩衝材(プチプチ)をつぶすことによって気分をすっきりさせるリラクゼーショングッズ「空気神社のお願いプチプチ」の2種類。

空気神社のお守りは、地元のステンレス板加工メーカーと家具製造メーカーの2社からの全面的な協力を得て開発されたもの。約3.4cm四方の小さな木製の台座に鏡面仕上のアルミ板が取り付けられた携帯ストラップ仕様。
一方、「プチプチ」は愛知県のプチプチ製造メーカーからの協力により、同社の保有する商標「プチプチ」の使用の了解等を得て実現したものです。

佐藤さんは日頃、町の情報発信力を高めるためにご自身が考案したピーアールマスコット「桃色ウサヒ」の中の人となり、町民との交流やブロク・ツイッターなどを活用した情報発信に積極的に取り組まれています。
今回は、このゆるキャラが町の新しいおみやげのプロデュースを手がけたという話題性により、5月26日のNHK総合テレビでも特集として取り上げられています。

なお、「空気神社お守り」は6月2日より Asahi自然観売店にて購入いただけます。また、「お願いプチプチ」は販売していただける店舗を広く募集しているとのことです。 資料はこちらからダウンロードできます。 開発にあたっては、セミナー「共創のテーブル」に参加したことも大変役にたったとのコメントをいただきました。

東京藝術学舎「じぶん学」講座スタート

本学と京都造形芸術大学がとともにプロデュースする社会人向けスクール「東京芸術学舎」にて、新講座『じぶん学―自分のなかに非凡を見つけるための連続講座』を開講いたします。

横尾忠則氏や養老孟司氏など多彩な講師陣を迎え「才能や進むべき道、スタイルの見きわめ方」をテーマに13回連続講座を展開。

詳しくはこちらをご参照ください。

仙台銀行移動店舗「どこでも窓口」が本日営業開始

仙台銀行は先月、きらやか銀行とともに、東日本大震災により1年間延期していた経営統合に最終合意したことを発表しました。
今後、地域経済の復興・発展も含めて、地域に根差して展開していく新金融グループの経営姿勢を表現した、新しい持ち株会社の名称は「じもとHD(ホールディングス)」。
この「じもとHD」のロゴマークも、中山ダイスケ教授がデザインを担当しています。 車両の外装デザインは、仙台銀行のコーポレート・カラーである色とりどりのグリーンを組み合わせることで、沿岸部の復興を願う「大漁旗」をイメージしています。
この「大漁旗」のデザインは、仙台銀行の略称「仙銀」の二文字を縦に表記しており、被災地金融機関として宮城県の復興へ取り組む仙台銀行の決意を表しています。


仙台銀行さんでは、先の東日本大震災をうけて、津波被災地や店舗移転統合した地域の方々の利便性を確保するため、本日5月23日(水)より南三陸町・石巻市雄勝で移動店舗による巡回営業を開始します。
今回、その名称「どこでも窓口」の選定アドバイス及び、車両外装デザインを、東北芸術工科大学の中山ダイスケ教授が担当しました。
名称のコンセプトは、
********************************************
震災によって傷ついた「ふるさと」の「復興」のために、「きずな・愛」によって結ばれた「たすけあい・応援」の気持ち 
そんなきもちを被災地のどこでもお届けする、仙台銀行の新しい窓口
********************************************
名称の選定にあたって、東日本大震災発生時に仙台銀行へ入行した平成23年度新入行員32名を対象に公募を行い、「ふるさと復興」を願う新入行員の気持ちをつなぐ名称として「どこでも窓口」が選定されました。

『東京企画構想学舎』新プログラム・プレイベントのお知らせ

小山薫堂企画構想学科長が「学長」となり新時代の「しかけ人」を育成するスクール『東京企画構想学舎』は今年度3期目となり、2つの新しいプログラムとして、連続座学形式プログラム「企画12社セミナー」と実践演習形式の新設プログラム「企画実現学科」をスタートします。

新年度のプログラムスタートにあたり、6月1日(金)に軽部政治、川井拓也、新城健一の3氏を迎え、プレイベントとしてのトークショー「企画実現にむけて 〜アプリ市場をとらえて勝つ〜」を開催することとなりましたのでご案内いたします。

2012年度の東京企画構想学舎および本イベント内容に興味をお持ちの方は、どなたでもご参加いただけます。ぜぐこの機会にご参加ください。

グラフィックデザイン学科3・4年生合同企画展開催中

現在、本館7階ギャラリーでは、毎年恒例のグラフィックデザイン学科3・4年生合同企画展『GRAPHIC PRESENTATION 2012』が開催されています。

ここでは、ポスター、エディトリアル、広告など、学生たちが日頃課題として取り組んだ作品を数多く展示しています。また、課題のなかには、「東北のおみやげの提案」といった企画力も求められる課題もあり、本学のグラフィックデザイン領域についての考え方などについても感じていただける総合的な企画展示となっています。

会期は5月27日(日)までとなっております。一般市民の方をはじめ、パッケージデザインなどを検討中の企業関係者のみなさまも、ぜひこの機会にじっくりとご覧ください。

明日(5/19)の開館時間変更のお知らせ

明日、5月19日(土)は、学事都合によりやまがた藝術学舎の開館時間を
下記のとおり変更させていただきます。
誠に申し訳ありませんが、ご了承くださいますようお願いいたします。

【開館時間】
5月19日(土) 13:30〜16:30

デザイン共創促進事業支援対象企業の募集について

山形県では、県内企業のデザイン力向上によるものづくり産業の振興を図るため、県内企業(食品製造業)が東北芸術工科大学と協働して行うデザインを活用した商品開発を支援する「デザイン共創促進事業」を実施することとなり、このたび募集が開始されました。

具体的には、県内で食品製造業を営む企業が、東北芸術工科大学の指導教員(平林千春教授)の監修の下、学生参加により
(1)東北芸術工科大学との協働による商品開発
(2)開発した成果品(試作品を含む)の求評及び成果発表
を行う場合、次の支援を受けることができます。

【支援内容】
県では東北芸術工科大学が本事業に要する経費を負担するほか、求評及び成果発表の場を提供します。(試作品の製作に係る材料費等の諸経費については、支援対象企業の負担となります。)

詳しくは、山形県のホームページをご覧ください。

http://www.pref.yamagata.jp/ou/shokokanko/110001/design_kyoso.html

連休中の開館スケジュールのお知らせ

明日から連休となる方も多いと思いますが、
やまがた藝術学舎は、下記のスケジュールにより開館させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

【4月】
 28日(土)9:00〜17:00
 29日(日)休館
 30日(祝)臨時休館
【5月】
 1日(火)9:00〜17:00
 2日(水)9:00〜17:00
 3日(祝)臨時休館
 4日(祝)臨時休館
 5日(祝)臨時休館
 6日(日)休館

以上

「エコハウスと東北の産業、エネルギーについて」 まとめ

さる2月16日(木)、セミナー『共創のテーブル』vol.2〜ポテンシャルをひきだすデザイン〜 にて行われました、三浦秀一准教授による「エコハウスと東北の産業、エネルギーについて」のレクチャーの内容を、当日使用されたパワーポイントをもとにまとめました。

セミナーに参加された皆様をはじめ、住宅をとりまくエネルギー問題と地域経済との関わりに興味をお持ちの方々に、ぜひご覧いただければと思います。 下記よりダウンロードのうえご覧ください。
ダウンロードファイルには、ページごとに三浦准教授による説明を簡単に付記しています。

アメリカの家電見本市CES2012へ出展 Vol.5〜Final〜

いよいよ「アメリカの家電見本市CES2012へ出展」レポートもFinalです。

・1月11日〜日本帰国

この日の午後にはラスベガスからロサンゼルスへ移動となるため、午前中にベネチアン・ホテル内のハイエンドオーディオブースを見学しました。
こちらはパイオニアから出展されている高級オーディオブランド「TAD」のコーナーです。 カラーバリエーション豊富なアンプや500円硬貨サイズのDAC(デジタル-アナログ変換器)を販売する「Nuforce」のブースです。 お隣り韓国からも出展がありました。 Ayre社の「QA-9」です。 PCをソースとする製品が多く、これからの主流になっていくことを感じさせます。 下の写真はモノラルアンプです。これ一台でステレオの左右どちらか片方だけの音を出すわけです。つまり、左右両チャンネルを再生するには、この大きなアンプがもう一台必要となります。
鋳造アルミでしょうか、鉄の塊にしか見えません。サイズがとても大きく、これの他にも電源はまた別とか・・・。
ハイエンドのスケールに圧倒されます。 見学、試聴もするとあっと言う間に時間が過ぎてしまい、帰国のためロサンゼルスへと移動する時間となってしまいました。
帰りも同じく車での移動。ラスベガスを15時過ぎに出発しロサンゼルスに到着したのは21時過ぎでした。そのままホテルに1泊し、朝一番の飛行機で日本へと帰ってきました。
予定がみっちり入っていて観光する時間はあまりありませんでしたが、CESの設営から見学まで、出展者としてとても有意義な時間を過ごしました。観光・カジノは次回の楽しみにします。
最後になりますが、このような、ご機会をいただいたマルツエレック株式会社様とCQ出版株式会社様に深く感謝いたします。 デザインしたLV-1.0は最近、巷で噂の名刺サイズPC「Raspberry Pi」も日本初出展した「エレキジャック・フォーラム in Akihabara2012(2012/4/14)」でも出展を行うなど4月26日発売に向けて着実と進んでいます。
また、5月GW明けの一週間は、ここ共創デザイン室内に実機を持ち込み試聴できるようにします。

試聴オーディオセット
*************
  アンプ:LV-1.0
 ソース機:Mac、iPad
スピーカー:D-101aスワンa
*************

お聴ききになりたい音源をデータでお持ちになっていただければ、再生いたします。
多くのご来館をお待ちしております。

Category



Twitter