共創デザイン室Blog

共創デザイン室の最新情報をお届けします

子宮頸がん予防教育プログラム・シンボルマークのデザイン

今回ご紹介するのは、本学でも比較的珍しい「学学連携(他大学との連携)」型のプロジェクト。
山形県立保健医療大学(山形市)では「地域や学校の共働による高校生のための子宮頸がん予防教育プログラムの開発」研究プロジェクト(担当:看護学科助教志田先生)が進行中。このたび、子宮頸がん予防に対する高校生の意識調査を行うこととなり、調査ツール等のデザインを本学が受託することとなりました。

デザインは、グラフィックデザイン学科の澤口専任講師が担当。次のアイテムのデザイン提案を実施しました。

1 研究プロジェクトのシンボルマーク
2 高校生に対する意識調査のための質問票
3 通信用封筒 2種類(角2、長3)

シンボルマークや質問票の表紙は、調査の対象となる女子高校生を想定して親しみのある色を基調に。また、場合によってはモノクロ使用をすることを想定した配色も作成。

産学共創プロジェクト成果発表会  朝日相扶製作所×TUAD

昨日

蔵王クランドアニマーレ×企画構想学科2年 最終プレゼン

中間プレゼンから1ヶ月が経ち、チームごとに前回蔵王クランドアニマーレさんからいただいた意見・反省点を踏まえ、予算や人員等をより具体的に提案。企画ももちろん面白いものが目白押し。企画のネーミングがペットを意識したものもあり、聞いてすぐに覚えられるといったアイデアに感心しました。
プレゼンした企画は実現する可能性がある?かどうか、これからが楽しみです。

アメリカの家電見本市CES2012へ出展 Vol.2

・1月8日 アメリカの台地に立つ! CES2012への出展のため、全行程4泊6日のアメリカ旅行に行ってきました。
出展の様子を1日ごとに紹介していこうと思います。

1月8日午前 成田空港まで移動。移動はJR〜京成スカイライナーで。
12時10分 成田空港に早々到着。
15時30分 成田空港からロサンゼルス空港に移動です。飛行時間は10時間15分です。 機内食です。
機内食は計3回出て、お腹いっぱいです。 現地時刻1月8日、8時45分にロサンゼルス空港に到着です。
時差のため日本より17時間遅いので、同じ日が2日間続いている状態です。
機内であまり寝ていないので少々時差ボケ気味です。
さて、ラスベガスまではインターナショナル・レクティファイアー社の現地の方と合流し、レンタカーを借りて移動です。
いざ、道を走ると国産(日本)メーカーの車が多く走っています。
不思議と海外で日本のものを見ると少し気分が落ち着きます。 21時30分 走ること5時間、砂漠のど真ん中に突如として電飾で彩られた街が現れました。ラスベガスに到着です。
長時間のドライブでしたが、砂漠をひたすら車で走る貴重な体験をしました。
※この画像は大通りではないので、少々暗いです。

24時00分 遅めの夕食を取り、ホテルにチェックインしました。

明日はCES2012に向けて準備です。
次回につづく・・・。

セミナー『共創のテーブル』vol.2 参加者募集中

東北芸術工科大学 共創デザイン室では、昨年夏に引き続き、『共創のテーブル』vol.2 ―ポテンシャルをひきだすデザイン― と題し、2つのセミナーを開催いたします。

セミナー1
『エコリノベーション・ワークショップ』と題し、昨年のvol.1で展開されたエコハウスに関する議論を発展させ、「エコ・リノベーション」という概念と方法論を参加者とともに具体的に構築することに挑戦します。
山形で最も寒い時期に「山形エコハウス」を見学し、その性能を体験しながら、既存建築をエコ化するための一連のシステムについて、建築、設備、金融、行政などあらゆる角度から参加者の叡智を集め、具体化するための基盤を構築できればと考えています。

セミナー2
テーマを『自社をブランディングするには』とし、自社そのものを題材としながら、競合他社との差別化や中長期経営戦略の構築を図るための第一歩として必要とされる「自社の現状を知る」ためのワークショップを開催します。そのためセミナー2は、企業・事業所・団体等から3〜5名のチームで参加いただく形式で行われます。

なお、詳しくは下記のチラシをご覧ください。
お忙しい時期かとは思いますが、実践性の高い2つのセミナーに是非ご参加をお待ちしています。
セミナーと同時期に大学では『卒業/修了研究・制作展』が開催されています。
こちらにも足をお運びください。
HP www.tuad.ac.jp/sotsuten/
twitter twitter.com/tuad_sotsuten/

アメリカの家電見本市CES2012へ出展 Vol.1

今年、最初のブログネタは山形県以外の企業とのデザインコラボ、そして海を越えての展示発表について。

このたび共創デザイン室事務局スタッフ堀内は、電子工学専門誌「トランジスタ技術」編集部と福井に本社を置く、「Linkman株式会社」共同企画のUSBオーディオ・アンプ・キット「LV-1.0」の開発に参画し、本体筐体設計、リモコン、OLED表示画面、PCソフトウェアのデザインを担当しました。

新年のごあいさつ

「やまがた藝術学舎」に「東北芸術工科大学 共創デザイン室」がオープンして半年が経ちました。この間、セミナー「共創のテーブル」や産学連携プロジェクトなどを通じて地域の産業や行政のみなさまには大変お世話になりました。
本年も地域と大学との交流拠点として、セミナーの開催や様々な情報発信、地域デザインの実践などをより積極的に展開して参りますので、ひきつづきご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
なお、年明けは1月5日(木)からの業務開始、「やまがた藝術学舎」の開館は午後1時からを予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

年末年始の臨時休館について(12/26更新)

やまがた藝術学舎は、下記により年末年始の臨時休館とさせていただきます。
(定期休館日の27日も含む)
これに伴い、「東北復興支援機構(TRSO)」の展示及び「共創デザイン室」の相談業務もお休みとさせていただきますので、ご了承ください。
なお、年明け1月5日(木)より開館いたしますが、当日の開館時刻は午後1時からとさせていただきます。

【臨時休館期間】
 2011年12月27日(火)から2012年1月4日(水)まで

お菓子パッケージのリニューアルプロジェクト

芸術学部総合美術コースは、開設3年目の今年度、積極的に地域企業や団体との連携活動を授業に取り入れてきました。
先日は、高畠町の日本製乳株式会社様とともに取り組んできたお菓子パッケージのリニューアルプロジェクトの打ち合わせが行われましたのでレポートいたします。

この日は、日本製乳から営業担当部長さんが総合美術コースを訪れ、かねてから3年生が取り組んできた10数点のデザイン提案の中から、このたびようやく商品化のめどが立ったとのご報告をいただきました。 今回発表される予定なのは、山形の皆さんならお馴染みの『おしどりミルクケーキ』の姉妹商品である『ミルクチップ』です。学生からの提案をベースに社内の担当者、包材メーカーさんそして学生を指導してきた教員などで調整を重ねてきました。 現在、最終調整作業が進行しており、年明け1月にも新しいパッケージによる「ミルクチップ」が県内各地の土産店などにお目見えする予定とのことです。 デザインを委託された日本製乳さんにとって、芸工大と連携することはもちろん初めて。本来ならばデザイン系の領域とストレートに連携することも考えられましたが、あえて「美術」のコースと連携することにより、より多様な発想や表現に触れることができたと評価されていました。

蔵王クランドアニマーレ×企画構想学科2年 中間プレゼン

昨日(12/20)、企画構造学科 2年生授業で蔵王温泉地にあるペット同伴可能な宿泊施設が集まった「蔵王クランドアニマーレ」さんへの中間プレゼンテーションが行われました。 前回ご紹介した安藤煙火店さんとのプロジェクトでもご紹介しましたが、企画構想学科の学生のプレゼンテーション力の高さには関心されます。
本日の意見などをもとに、1月の最終プレゼンではさらに内容の濃い企画の提案が聞けることを楽しみにしています。 企画構想学科2年生が10チームに分かれ、四季を通じて楽しむことができ山形を代表する観光スポット「蔵王」において、人とペットがともに楽しめる観光プランを企画。今回は中間発表ということで、ホテル経営者の方々に大学にお越しいただき、提案に対する質疑応答や意見聴取を実施。自身の提案とクライアントの希望との差異について確認し、最終プレゼンテーションに向けて提案を仕上げていくための重要なプロセスとなります。

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